厨房衛生大事典Kitchen Sanitary Encyclopedia
3.厨房衛生実践のポイント
その他
1清掃用具置場
メンテナンス後の目標
すべての用具が清潔で、すぐに使える状態に。
チェックポイント
CHECK
1
清掃用具は清掃場所によってそれぞれ専用のものを用意していますか？
使用場所が異なるほうきやダスター、モップを兼用してはいけません。
基本的な対策
一度でも汚染箇所に使った用具は、二度と厨房内や食材に触れる箇所で使ってはいけません。
CHECK
2
ブラシやほうき、モップヘッドが黒く変色し、異臭がしていませんか？
変色や異臭は雑菌が大量に繁殖している可能性がある証拠です。
基本的な対策
清掃用具を使用したら、必ずよく洗浄して水気を切り、しっかりと乾燥させましょう。
清掃用具のお手入れ
保管をする前に※お手入れ作業をする前には、必ずゴム手袋をつけて作業しましょう。
POINT1
モップ（通常のメンテナンス）
モップ絞り器で3回以上固く絞ります。両足で踏んで固定するタイプは両足でしっかりと踏んで両手で引き上げます。
POINT2
モップ（除菌・漂白）
パイプハンドルからモップヘッドをはずし、バケツに塩素系漂白剤を入れて20分つけ置きした後、よくすすいで乾燥させます。
POINT3
パイプハンドル
スポンジでパイプハンドルの汚れを落とします。
POINT4
ほうき
ほうきの毛先についた毛髪や異物を取り除き、続いて柄の部分の汚れを取り除きます。
POINT5
ちりとり
クロスで本体まわりの汚れを拭き取ります。続いて内部の汚れも拭き取りましょう。
※濡れている時は乾燥させてから使用しましょう。
POINT6
シューズ
ブラシに洗剤をつけ、水（お湯）をかけながら裏面の汚れを落とします。
以下の点が守られているか確認しましょう。
POINT1
定位置を決める
収納庫の棚には名札をつけて定位置を決め、各洗剤はラベルを前にして置きます。
POINT2
置き方の注意
バケツを使用したら、必ずキレイに洗いましょう。また、ホースは水分を拭き取り、丸めて置きます。
POINT3
モップは吊るして保管
他の用具に汚れが移るのを避けるため、モップは逆に立てず、吊るして保管しましょう。
