1.厨房衛生を考える際のポイント

厨房の衛生は飲食店経営の基本

お客様に美味しい食事を提供すること、心のこもったサービスでおもてなしをすることは飲食業の基本。さらに、キレイで衛生状態の整った店づくりもなくてはならない条件。これらは「おいしさ=料理の質(Quality)」「おもてなし(Service)」「清潔(Cleanliness)」の頭文字を取って「QSC」と呼ばれ、飲食店経営の基本を成す3要素と位置づけられています。

飲食店の繁盛はQSCのバランスで決まる!

QSCという文字の並びから、品質が最も重要で、次がサービス、クレンリネスは一番最後と見られがちですが、数あるお店から一つを選ぶ基準は、店舗の外観や雰囲気しかありません(味もサービスも、注文してからでないとわかりません)。そのため、基準の第一は必然的にクレンリネスになります。

クオリティ

良質な素材を用い、適正な調理をおこなうことで、常に最良のコンディションで安定的においしい料理を提供すること。

サービス

お客様が店舗を利用する全時間帯にわたって快適に過ごしてもらうための配慮。タイミングの良い料理提供や、過不足のない接客(気遣い・おもてなし)など。

クレンリネス

厨房や清掃手順が衛生的で安全であること。店舗やスタッフが衛生的で清潔感があること。

QSCの向上は、誰にとっても好ましい店舗づくりの決め手!

オーナーにとって

安心な店舗

  • ●食中毒などリスクの
    少ないお店
  • ●スタッフ・お客様から
    好かれる店舗
スタッフにとって

働きやすい店舗

  • ●清潔で快適な職場
  • ●整理整頓された
    働きやすい職場
心地よい店舗

安心な店舗

  • ●美味しい料理が
    提供されるお店
  • ●キレイで快適な空間

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