3.厨房衛生実践のポイント
機器
7フライヤー
清掃後の目標
槽内に汚れがなく、周辺が飛び散った油で汚れていない状態。
チェックポイント
フライヤーの排気口に油汚れが付着していませんか?
油煙の排気が不十分だと、排気口から入った油がバーナーの近くで塊になり、やがて発火するおそれがあります。
基本的な対策
レンジフードや排気口を定期的に洗浄して、油煙がフライヤーに逆流しないようにしましょう。
フライヤーの奥や側面は洗浄できていますか?
油汚れや食材汚れがたまり、不衛生になりがちです。
基本的な対策
フライヤー周辺の什器を移動して、定期的に洗浄しましょう。
油槽洗浄方法
油抜き取り
電源OFFまたはガス栓を閉め、フライヤーの温度が40℃以下に下がるまで待って、フライヤーの油を抜き取ります。
希釈液(洗剤)投入
油槽に水を規定量入れ、フライヤー用洗剤を必要量投入し、沸騰させます。
※水量(希釈の割合)はフライヤーや洗剤の取扱説明書の記載に従ってください。
希釈液抜き取り
希釈液が沸騰したら火を止めて冷めるまで待ち、希釈液を抜き取ります。
内部の洗浄
油槽内やカゴを、ブラシやスポンジで洗浄します。
すすぎ
ホースの流水または清潔な容器に入れた水を流しかけ、十分に洗剤成分を洗い流します。
拭き取り
残った水分を乾いたクロスで拭き取り、十分に乾燥させます。
外側の洗浄方法
洗浄
外側は油汚れ用洗剤をつけたスポンジで洗浄します。
すすぎ
ホースの流水(または水で濡らしたクロス)で外側についた洗剤成分を洗い流します。
水分除去
残った水分を乾いたクロスで除去します。