3.厨房衛生実践のポイント
用具
4調理器具
洗浄・除菌後の目標
汚れの洗い残しがなく、ニオイ移りや色移りがない状態に。
チェックポイント
フードカッターの刃の部分や本体内に食べ物のカスや汚れが付いていませんか?
細菌の増殖はもちろん、食材のカスはゴキブリなど害虫のエサになり不衛生です。
基本的な対策
フードカッター等の調理機械は、食材1日1回以上の使用で、取扱い説明書に記載した洗浄方法と注意事項をよく守り、分解して洗浄・除菌してください。
ディッシャーやハサミの金属が重なった部分に汚れがたまっていませんか?
握ったり開いたりすると出てくる隠れた部分に要注意です。
基本的な対策
1日1回以上使用した場合、分解できるものは分解し、洗浄・除菌しましょう。
洗浄・除菌方法
洗浄の準備
除菌した清潔なゴム手袋つけ、分解や取り外しできるものはすべて取り外します。
※ゴム手袋の除菌方法:塩素系除菌漂白剤を300倍希釈で薄め、20分つけ置いた後、流水ですすぎ、ペーパータオルで水分を取り除き、乾燥させます。
※希釈液の分量は取扱説明書に従ってください。
or
フードカッター類の電源は必ず切り、取扱説明書に記載されたとおりの洗浄方法で洗浄します。
※破損箇所があれば修理します。
ブラシ洗浄
洗剤をつけたスポンジまたはブラシで洗浄します。
除菌液をつくる
シンクまたはボウル類に酸素系漂白剤でつけおき除菌液をつくります。
つけ置き
調理器具類を入れ、10分間つけ置きします。
すすぎ
10分後に取り出して、流水または温水ですすぎ洗いします。
水分除去
ペーパータオルまたは乾いきれいないふきんで水分を除去します。
組み立て
手指を傷つけないように注意して、分解した器具を元通り組み立てます。特に刃の部分の取扱いに注意しましょう。
確認、保管
組み立てた器具にボルトのゆるみや不備がないかを確認後、乾燥した場所で保管します。