食中毒とは
食中毒とは、有害・有毒な微生物や化学物質等、毒素を含む飲食物や水を人が口から摂取した結果として起こる下痢や嘔吐等の疾病(中毒)の総称です。食中毒は季節に関わらず1年中いつでも発生しています。
食中毒は季節を問わず発生しています
食中毒の発生状況
厚生労働省のホームページより引用(平成23年)
食中毒といえば、高温多湿の夏に多く発生するイメージを持つ方が多いかもしれませんが、冬にもノロウイルスなどによる食中毒の大量発生が多発しており、年間を通じて食中毒対策が必要です。
飲食店での食中毒の割合が増えています
出典:厚生労働省「年次別食中毒発生件数」
食中毒の発生件数は、ここ数年は全体として減少の傾向にありますが、その中で飲食店が占める割合は年々増加しています。この原因は消費者の食に対する嗜好の変化(肉の生食など)や、感染経路が多岐にわたること(食品を取り扱う際の発生や、手指からの二次汚染)などさまざまです。正しい情報に触れ、知識を身につけて、食中毒を出さない努力を続けましょう。