厨房衛生大事典Kitchen Sanitary Encyclopedia
異物の混入とは
飲食を提供する仕事の中で、食中毒と並んで神経を使うのが異物混入ではないでしょうか。その料理や食品に含まれるべきではない、また混ざり込むはずがないものが確認されることで、日常の業務に大きな影響を及ぼします。
代表的な混入異物の例
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動物由来の異物
虫(成虫/幼虫/サナギ/卵)、
毛髪、害虫獣のフン など -
植物由来の異物
糸くず・綿ぼこり、
ワラ・もみ殻(クッション材など)、
紙片 など -
その他の異物
土砂、金属片
(釘・ネジ・針金、釣り針など)、
ガラス片、プラスチック片 など
異物混入による主な被害
- ●歯の破損や口内の負傷など
- ●消化器障害
- ●中毒症状の発症
- ●精神的なダメージ
何らかの負傷や障害などが発生するのは極めて大きな問題ですが、直接の被害がなくても、お客様本人の受けた精神的な影響や、そのことに起因するお店の評判低下など、さまざまなトラブルの引き金になる可能性の高い異物の混入。細心の注意を払って事故ゼロを目指すことが大切です。