子どもの頃から「食事の前には手を洗う」と習慣づけられてきたように、手を洗うことは衛生づくりの基本中の基本。 ただ、それは理解しているつもりでも、どの程度洗えばいいのかについて、しっかりとした基準を持っている人は少ないのではないでしょうか。
微生物は人の手を介して広がっていき、食中毒などのトラブルを引き起こすことが多く、「食品衛生は手洗いに始まり、手洗いに終わる」といわれるほど。 すでに汚染されている食品や機器に触れたり、排泄物や汚物を処理した際に病原微生物が付着し、それが広がっていくケースがあります。
- ●人の手は、食中毒を起す病原微生物の
〔運び屋〕であること。 - ●人の手には微生物が常に付着していること
を常に意識しておくことが大切です。
また、手指に付着した微生物はしっかり手洗いすることで確実に洗い落とせることを理解しましょう。