まさか、そんな危険が!?
実は、製氷機のお手入れに自信がなくて。
シェフは「水を凍らすだけだから問題はない」って言うんですけど、
あんまり放っておくのも良くないかな、と思って。
こら、人のせいにするもんじゃない。
でもまあ、大丈夫だろう。
いえ、製氷機でできた氷にカビが付着してしまったり、
大腸菌群が付着したこともあるんです。
お手入れをせず放置していると庫内やパッキンの汚れ、破損につながりますのでご注意ください。
えー!
シラナカッタ‥‥。
もちろんふだんからお手入れをしておけばそんな心配はありませんけどね。
では、日常のお手入れについてご紹介していきましょうか。
製氷機庫内の洗浄は、週に1回行っていただくのが目処となります。
1まずは、氷をすべて取り出して庫内を空にします。このとき、電源は必ず切ってくださいね。電源が入ったままだと、清掃中に新たにできた氷が落ちてくることがあります。
2続いて、中性洗剤を含ませたスポンジで庫内をくまなく洗います。特に奥の四隅は洗い残しやすい部分。水アカなどもつきやすいので、意識してしっかり確認しながら清掃しましょう。
庫内の汚れは、直接口に入る恐れもありますから、残さないように落としてくださいね。
3パッキン部分も汚れや破損が目立つ箇所。お手入れしないとカビが発生することもあります。ここもスポンジで洗浄しますが、あまり力を入れすぎるとキズが入り、劣化が進むこともありますから、こまめにていねいに洗うようにお願いしますね。
4ドアの側までキレイに洗えたら、水で庫内の洗剤分を洗い流します。
5そして、乾いたキレイなフキンなどで庫内を拭き上げれば、内部の清掃は終了です。
氷を捨てるのは大変だなあ、もったいないし。
食中毒予防のためです!仕方ありません。
気がつきにくいところをキレイにしておくことも大切です。
例えば、製氷機には冷蔵庫と同じように空気を取り入れる凝縮器がついています。ここには空気中のホコリを捕集するフィルターがあるのですが、これが汚れて目詰まりすると、冷却効率が低下してエネルギーロスにもつながりますので、定期的に水洗いしてください。
なるほど~