ちょっと気になるこの味は、これが原因?
せっかくのコーヒーなんですが、ちょっと味が気になって‥‥。
どれどれ、いただきます。
う~ん、ちょっと焦げたような味がしますねえ。
これはお手入れができていないせいかもしれません。
ふだん、どんなお手入れをされていますか?
う~ん、デカンタを洗うぐらいかな。
だってお湯を通すぐらいで、滅多に汚れんでしょう。
毎日頻繁に使うものだけに、実は思っている以上に汚れていたり、不具合が発生したりするものなんです。例えば、抽出したコーヒーの表面に油分が浮いている場合、スプレーノズルの洗浄が必要な場合もあります。汚れていないかどうか定期的に確認しておくことが必要ですね。
スプレーノズルはお湯が通る場所なんですが、勢いよくお湯を噴出する際にコーヒーがはね返って、ノズル付近に渋としてこびりつくことがあります。これが湯気のしずくと一緒にコーヒーの中に落ちてしまうと、味が変わってしまうことも少なくありません。
このうち、コーヒーの味そのものに影響が出やすいのが、スプレーノズルの洗浄です。
ここはお湯が通る場所なんですが、勢いよくお湯を噴出する際にコーヒーがはね返って、ノズル付近にこびりつくことが多いのです。これが溜まるとコーヒーの味が変わってしまうことも少なくありません。
それで何だか変な味がしたのね。原因が分かったわ!
そうかなあ、僕にはいつものコーヒーと
変わらないように思えるんだが。
え~、マジデスカ‥‥。
たまった渋には細菌が繁殖する可能性もあるそうですよ。
あらやだ。ますます気をつけなくちゃ‥‥。
では、この部分のお手入れ方法をお教えしましょう。
まず、スプレーノズルはこの位置にあります。
コーヒー抽出時の
湯気でスプレーノズルに
渋がついてしまうんです!
では、この部分のお手入れ方法をお教えしましょう。
1スプレーノズルを取り外して、中性洗剤をつけたブラシで洗います。
2吹き出し口の周辺もキレイに拭いておきましょう。
3スプレーノズルを取り付け、アルコール除菌剤を含ませたペーパータオルで周辺の汚れを拭き取ります。
「コーヒーの渋」も味のうち、なんてコトはないのかな。
何言ってるんですか。シェフはコーヒーに厳しい人じゃなかったんですか?
まあまあ。では毎日のお手入れについて
ご紹介しておきましょう。