厨房の機械設備、定期的なお手入れ(メンテナンス)を怠ってはいませんか?「なんだか調子が悪いんだけど‥‥」というのは、大きなトラブルの前触れかもしれません。毎日の作業に支障をきたすトラブルを未然に防ぐために、ご自分でできるメンテナンスのポイントをご紹介していきましょう。
あれ?シェフ、なんか臭わないですか?
え、バレた?いま、おならしちゃったんだよね。
違います!そんなニオイじゃありません。
なんか、空気がホコリっぽいような…。
そうかなぁ?いろいろな料理の匂いを嗅ぎ分けてきた
この料理人の鼻はなにも感じんぞ。
うーん、私の気のせいか‥‥。
あ!今ホコリが降ってきませんでした?
ここは部屋の中だぞ!ホコリが降るわけはあるまい。
そんなことより、今日のコーヒーも格別だなぁ。
あ、シェフ!今カップの中にホコリが!
あーーー!!
ボクのコーヒーがーーー!!
(このニオイ、そしてホコリ‥‥もしかして、エアコンが原因?)
ところでシェフ。最近、いつエアコンのお掃除しました?
さあ、いつ掃除したのかなど、おぼえとらんなあ。
大体が空気を出すだけなんだから、そんなに汚れんだろう。
さぁ、新しいコーヒーを入れないと。
そんなわけないじゃないですか!
困ったときはあの人。メンテさ~ん、お願いしま~す!
ハイハ~イ!
メンテひとすじウン十年、
面出達仁(めんで・たつひと)、人呼んで「メンテの達人」です!
メンテナンスのことならどんなことでもおまかせください。
さてさて、今日はどうされました?
「エアコンクリーニング」のプロがお答えします♪
厨房やお店全体の空気を循環させ、快適な環境を保ってくれるエアコン。日々の業務に欠かせませんが、定期的なエアコンクリーニングができていないと冷暖房の効率が下がって電気代が過剰にかかったり、カビや臭いが発生したりとさまざまな問題が起こる可能性があります。
ここでは、よくあるエアコンのトラブルについてエアコンクリーニングのプロが解決方法をご提案。キレイで衛生的なお店づくりのためぜひ参考にしてください。
エアコンについてこんなことは気になりませんか?
エアコンに異変があればそれは不調のサイン。運転の効率が落ちる可能性もあり、しっかりと対処する必要があります。
ホコリが落ちてくる
エアコンからポロポロとホコリが落ちてくることはありませんか?それはフィルターでキャッチしきれないエアコン内のさまざまなすき間にホコリが蓄積し、あふれて落ちてきてしまっている状態です。エアコンクリーニングが必要な兆候といえます。
外側から見てもエアコンの汚れが分かる
外からでも汚れが目立つのであれば、内部にも汚れがかなりたまっています。そのまま放置すると臭いや水漏れや急な故障が起きる可能性があるでしょう。5年以上ご自身によるメンテナンスやプロによるエアコンクリーニングを行わないと汚れが蓄積して、何かしらのトラブルにつながりかねません。
不調の原因はエアコンのクリーニングが足りてないからかもしれません
ホコリや汚れ、臭い、水漏れ、急な故障……。そうした不調のほとんどはエアコンのクリーニング不足が原因です。エアコンを設置する場所や、エアコン設置場所へ人が出入りする頻度にもよりますが、一般的なオフィスでは3ヵ月~半年ほど何もしていないとフィルターが目詰まりを起こしてしまいます。エアコンの稼働時間が長く、かつ人の出入りが多い飲食店は、オフィスと比べてさらにエアコンに汚れがたまりやすい環境といえるでしょう。
汚れによってフィルターが目詰まりを起こすとエアコンの機能が低下してしまい、効果的にエアコンを使うことができなくなってしまいます。
また、エアコンのカビにも注意が必要です。こちらの写真では吹き出し口付近に黒い斑点を確認できますが、実はこれらのほとんどが「カビ」です。
吹き出し口にカビが付着しているということは、エアコンの内部はさらにカビが繁殖しているということになります。こうしたカビが風とともにエアコンから排出されると健康に害を及ぼす可能性があるため、早めにクリーニングが必要となるでしょう。
エアコン内部でカビなどの汚れがたまりやすい場所として、熱交換機から発生した結露水の受け皿である「ドレンパン」があげられます。ドレンパンはご自身の手で掃除をすることができないパーツで、かつ外からは見ることができないため、プロによるクリーニングをしないと知らず知らずのうちにカビが繁殖してしまいます。
このようにエアコン内部は汚れやカビがたまりやすいため、ご自身によるメンテナンスをしつつプロに依頼してエアコンをくまなくクリーニングすることが重要になります。
ダスキンではエアコンクリーニングのプロがエアコンのパーツを一つひとつ分解してキレイに洗浄する、業務用エアコンクリーニングサービスを提供しています。次のページではそのサービス内容を詳しくご紹介します。