店内に漂うイヤなニオイ、その原因はグリストラップかも‥‥、
悪臭の元となる雑菌を排除しニオイを軽減、
お掃除をグンとラクにする方法とは?
店内のお掃除の中でも、とくにおっくうに感じがちなのがグリストラップ清掃。「きっとまだ大丈夫」などと先送りにしているうちに、生ゴミや油脂分、汚泥が溜まり、下水にも似た独特の臭気が店中に漂うことも。そこで、今回はグリストラップ清掃を少しでもカンタン、ラクに変えていく方法をご紹介していきましょう。
お店に入った瞬間、ニオイが気になる飲食店は、少なからずあるもの。せっかくのお客様がリピート客になる機会が失われている可能性大です。そんな現状を解消するためのご提案です。
まずは、グリストラップについておさらいしておきましょう
グリストラップとは、厨房で発生した生ゴミや油脂(グリス)を阻集することで、そのまま排水として下水に流すのを防ぐ装置です。通常3つのブロックに分かれており、徐々に油脂分を分離します。毎日油脂を含んだ大量の排水がトラップに流れ込んできますので、定期的に清掃を実施することが不可欠なことは言うまでもありません。
<グリストラップの構造>
<必要とされる清掃の頻度は‥‥>
- ・第1槽のバスケット清掃‥‥毎日
- ・第2、第3槽の浮いている油脂の清掃‥‥毎日~週1回
- ・各槽内に沈殿した汚泥‥‥月1回
<しかし、実際の清掃は十分とはいえません>
◎グリストラップの清掃頻度
- 1日1回
- 2~3日1回
- 1週間に1回
- 2週間に1回
- それ以下の頻度
- 掃除をしたことがない
- その他
上記グラフは飲食店を中心とした、厨房のある事業所(500軒)へのアンケート結果です。
バスケットやネットに溜まった生ゴミを1週間以上放置している事業所が3割以上にのぼります(家庭の生ごみでも1週間放置するとどうなるかは想像に難くありませんね)。油脂の除去についても2週間に1回以下の施設が3割近くを占めています。
この状態を放置しておくと、下水のようなニオイが厨房だけでなくホールまで流れ出しますし、温度・湿度・栄養分(エサ)が揃った、害虫にとっての格好の住み家にも。ゴキブリやチョウバエ、ユスリカなどが大発生する可能性があります。
お手入れがグンとラクに!グリストラップクリーナーの実力!
「清掃作業が大変」というイメージが、ついつい後回しにしてしまう原因なら、面倒な作業をできるだけ少なくすればいい。そんな発想から生まれたのが、ダスキングリストラップクリーナーです。
使い方はカンタン、毎日の作業が終了した後、1,000~2,000倍に希釈したグリストラップクリーナーをシンクから流すだけでOK。クリーナーの除菌成分が悪臭の元になる雑菌を排除するため、ニオイの発生も抑えられます。
あとは月に1回以上、500倍に希釈したグリストラップクリーナーをトラップ内に投入。これでトラップの汚れを最小限に抑えます。
- ●毎日 キッチン作業終了後、バケツ1杯のぬるま湯で1,000~2,000倍に希釈したグリストラップクリーナー(使用量:100~200cc※)をシンクから流す。
- ●月1回以上 バケツ1杯のぬるま湯で500倍に希釈したグリストラップクリーナー(使用量:400cc※)をトラップ内に流し入れる。
- グリストラップクリーナー(4L)
- お客様標準価格 3,520円(税抜 3,200円)
- 4L減容ボトル用ノズル(別売)
- お客様標準価格 77円(税抜 70円)
<さらに便利なツールもご用意>
ダスキンでは、この他にもグリストラップの悪臭や汚れ、排水管の詰まりを防ぐためのツールをご用意しています。
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●水切りネット
どんなゴミカゴにも取り付けられる伸縮タイプ。底にたまってしまうゴミを減らし、腐敗による悪臭の発生を防ぎます。
- 水切りネット(15枚入/小)
- お客様標準価格:2,750円(税抜2,500円)
- 水切りネット(15枚入/大)
- お客様標準価格:3,300円(税抜3,000円)
- 水切りネット専用枠(S)
- お客様標準価格:4,730円(税抜4,300円)
- 水切りネット専用枠(M)
- お客様標準価格:5,280円(税抜4,800円)
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●油吸着材/油吸着材回収網
油分離槽に入れて撹拌すれば、水溶性シートが細かく溶けて油脂を効率よく吸着。後はこれをすくい取るだけで掃除が完了します。
- 油吸着材(4枚入)
- お客様標準価格:2,420円(税抜2,200円)
- 油吸着材回収網
- お客様標準価格:2,750円(税抜2,500円)
この3つのアイテムを上手に使えば、これまであきらめていたグリストラップのお手入れがとっても簡単に。1回に数万円もかかっていた大掃除の回数が減少すれば、コストの面でも大きなメリットになります!