中小企業の経営戦略を担う「船井総研」のコンサルタントが、さまざまな業種・業態の方向けに書き下ろしたコラムを掲載!
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Googleマイビジネスを集客に役立てる方法 2020年最新版
コラムをご覧の皆様、こんにちは。
株式会社船井総合研究所 フード支援部の太田です。
株式会社船井総合研究所 フード支援部の太田です。
今回は、販促にお金をかけられない“ウィズコロナ時代”の今こそ取り組みたいGoogleマイビジネス販促をご紹介します。
=今回のポイント=
STEP1 まずは登録/情報の更新
STEP2 口コミの返信
STEP3 投稿機能を活用した来店促進活動
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STEP1 まずは登録/情報の更新
STEP2 口コミの返信
STEP3 投稿機能を活用した来店促進活動
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<STEP1 まずは登録/情報の更新>
兎にも角にも、まずはオーナー登録をしましょう。
Googleで自店を検索すると、Googleマイビジネス(≒Googleマップ)(※)のページが表示されます。まずは「このビジネスのオーナーですか?」から登録を進めてください。
管理画面上の「情報」タブから、最新かつ適切な店舗情報に更新しましょう。
兎にも角にも、まずはオーナー登録をしましょう。
Googleで自店を検索すると、Googleマイビジネス(≒Googleマップ)(※)のページが表示されます。まずは「このビジネスのオーナーですか?」から登録を進めてください。
管理画面上の「情報」タブから、最新かつ適切な店舗情報に更新しましょう。
管理画面の「商品」または「メニュー」の欄では自店の商品を登録することができます。こちらには、ぜひテイクアウトメニューも掲載しましょう。特に最近、利用者が知りたい情報のひとつです。
<STEP2 口コミの返信>
口コミへの返信は、ご来店いただいたお客様との対話という意味で重要ですが、それ以上に「この店舗は顧客との対話をしっかりとおこなっている店舗である」とGoogleに認識してもらうためにも重要な取り組みです。これは結果的に検索結果の表示順位を上げることにも関係してきます。
口コミへの返信は、ご来店いただいたお客様との対話という意味で重要ですが、それ以上に「この店舗は顧客との対話をしっかりとおこなっている店舗である」とGoogleに認識してもらうためにも重要な取り組みです。これは結果的に検索結果の表示順位を上げることにも関係してきます。
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1.まずは週1回、15分間など時間を決めてGoogleマイビジネスに返信する日をつくる。
2.悪い口コミ用と良い口コミ用の2種の返答テンプレートを用意しておく。
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1.まずは週1回、15分間など時間を決めてGoogleマイビジネスに返信する日をつくる。
2.悪い口コミ用と良い口コミ用の2種の返答テンプレートを用意しておく。
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まずは週1回でよいので、決まった曜日の決まった時間にGoogleマイビジネスに返信する時間を作りましょう。そして、その限られた時間の中で生産性を上げながら口コミを返信するためにも、口コミのテンプレートを作成しておくと良いです。
というのも、口コミは大抵の場合、悪い口コミと良い口コミの2つに大別できます。
悪い口コミには
「〇〇様ご来店ありがとうございます。<店名>の店長の〇〇です。<ご指摘のあった内容の要約>に関して、ご不快な思いをさせてしまい大変申し訳ございませんでした。また貴重なご意見、誠にありがとうございます。今回の件はスタッフ全員に共有し、改善に取り組んでまいります。引き続き<店名>をどうぞよろしくお願いいたします。」
悪い口コミには
「〇〇様ご来店ありがとうございます。<店名>の店長の〇〇です。<ご指摘のあった内容の要約>に関して、ご不快な思いをさせてしまい大変申し訳ございませんでした。また貴重なご意見、誠にありがとうございます。今回の件はスタッフ全員に共有し、改善に取り組んでまいります。引き続き<店名>をどうぞよろしくお願いいたします。」
良い口コミには
「〇〇様ご来店ありがとうございます。<店名>の店長の〇〇です。<褒めていただいた内容の要約>ということで、〇〇にご満足いただけて大変嬉しく思います。またのご来店をお待ちしております。」
「〇〇様ご来店ありがとうございます。<店名>の店長の〇〇です。<褒めていただいた内容の要約>ということで、〇〇にご満足いただけて大変嬉しく思います。またのご来店をお待ちしております。」
上記のように、適宜文章を変更しながらテンプレートを用意しておけば、あまり頭を悩ませずに返信ができます。「適宜に変更」という点もポイントです。同じテンプレート返信ばかりでは、かえって相手に「またコピペか…」という不信感を与えてしまいかねません。
これができるようになれば、もう少し文章を足して「△△をお好みの〇〇様には、当店の▽▽もおすすめですので、次回ぜひご注文くださいませ!」といったように、おすすめの商品の話や季節のイベントの告知も返信の中に差し込んでいくと、より良いでしょう。
<STEP3 投稿機能を活用した来店促進活動>
Googleマイビジネスでは、季節メニューや日々の営業情報をSNSのように告知できます。
通常営業が再開し、新商品やイベントをおこなう店舗もあることでしょう。この情報は「投稿」を使って発信していきましょう。
その際には「ボタンの追加」から「今すぐ電話」の選択も忘れずに。電話番号を追加することで、事前に電話注文ができるように工夫しましょう。
また、投稿機能を使う際は、同時に「写真」のほうにもイベントのPOP画像などを掲載することで、より多くの方の目に触れるようにしていくことが重要です。
Googleマイビジネスでは、季節メニューや日々の営業情報をSNSのように告知できます。
通常営業が再開し、新商品やイベントをおこなう店舗もあることでしょう。この情報は「投稿」を使って発信していきましょう。
その際には「ボタンの追加」から「今すぐ電話」の選択も忘れずに。電話番号を追加することで、事前に電話注文ができるように工夫しましょう。
また、投稿機能を使う際は、同時に「写真」のほうにもイベントのPOP画像などを掲載することで、より多くの方の目に触れるようにしていくことが重要です。
直接来店促進を告知できるのが「投稿」機能の強みでもありますが、ここで一番重要なのは「この時期にどんなイベントをおこなうか?」ということです。
今回のパンデミックによる外出自粛がきっかけで、外食の習慣がなくなってしまった方々に、もう一度お店を利用していただくためには、やはりインパクトのある販促が必要です。
当社のお付き合い先各社で効果が出ているのは、インパクトのある数字の打ち出しです。
・居酒屋業態「レモンサワー/ハイボール1杯99円」
・食事業態「20%以上の割引券」
どちらの業態にも共通するのは「ステーキや刺盛りなどのごちそう商品の原価100%以上でのお値打ち提供」などです。
これらの販促は、外食から遠ざかっていたお客様を呼び戻すための一時的な起爆剤として実施します。
・居酒屋業態「レモンサワー/ハイボール1杯99円」
・食事業態「20%以上の割引券」
どちらの業態にも共通するのは「ステーキや刺盛りなどのごちそう商品の原価100%以上でのお値打ち提供」などです。
これらの販促は、外食から遠ざかっていたお客様を呼び戻すための一時的な起爆剤として実施します。
そして、ただの安売りにならないように「通常営業再開記念」や「外出自粛解除記念」といったように、大義名分を付けることでお値打ち提供に対するお客様からの納得も得られやすいです。
ぜひ皆様の店舗の状況に合わせてGoogleマイビジネスを集客に役立てていただければと思います。
(※)Googleマイビジネスとは
Googleが提供しており、店舗の所在地や電話番号、営業時間などの情報をGoogleマップ上に登録できる無料のサービスです。ここに登録しておくと、Google検索で「店名」もしくは「地名+業態名(例:大阪ラーメン)」などで検索した時に、その地域で関連性の高い店舗がリストアップされ、検索結果の上位に表示されます。その画面からは店舗までの道順が確認できたり、店舗に電話をかけたり、自店のWebサイトにアクセスができます。屋内版Googleストリートビュー(インドアビュー)をプロが撮影してくれる有料サービスもありますが、基本的には無料の範囲内のサービスをしっかりと活用することで飲食店の集客に効果があります。
■ Googleマイビジネス
https://www.google.com/intl/ja_jp/business/
https://www.google.com/intl/ja_jp/business/
株式会社船井総合研究所
国内最大級の経営コンサルティング会社の「フードビジネス専門サイト」
https://food-business.funaisoken.co.jp/
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(公開日 2020年10月5日)