中小企業の経営戦略を担う「船井総研」のコンサルタントが、さまざまな業種・業態の方向けに書き下ろしたコラムを掲載!
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新人アルバイトを“デキル”アルバイトに育成する方法①
全国の飲食店店長の皆様、こんにちは。船井総合研究所の中山です。
4月は新年度のスタートであり、一度にアルバイトがたくさん入ってくる時期です。
そのような中で、人員は補充できたけれど、戦力となるアルバイトがいない・・・というお悩みを持たれている方も多いのではないでしょうか?
そのような中で、人員は補充できたけれど、戦力となるアルバイトがいない・・・というお悩みを持たれている方も多いのではないでしょうか?
これから「新人アルバイトを“デキル”アルバイトに育成する方法」というテーマで全3回に渡ってお伝えいたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様が他の飲食店に足を運ばれた際、「社員と間違えるぐらいの“デキル”アルバイト」「自店にスカウトしたくなるような“デキル”アルバイト」を見たことはありませんか?
そういった店舗には必ずといっていいほど、アルバイトを教育する仕組みがあります。
そういった店舗には必ずといっていいほど、アルバイトを教育する仕組みがあります。
それでは今回は、新人アルバイトを“デキル”アルバイトにするために必要なファーストステップをお伝えいたします。
①行動指針の策定
皆さんの店舗に、行動指針はありますか?
アルバイトが“デキル”アルバイトに育つために、店舗での行動指針を策定することは重要なポイントとなります。
といいますのも、そもそも“デキル”アルバイトとは何をもって“デキル”アルバイトと定義するのでしょうか?
明確な定義がない中では、アルバイトも何を目指せばよいのかわからず、いくら“デキル”アルバイトになって欲しいと思っても、そうはなりません。
そのためにも店舗での行動指針を設定し、アルバイトの「目指す姿」を示してあげることが、アルバイトがやりがいを持ち、“デキル”アルバイトになるための第一歩として重要なポイントとなります。
皆さんの店舗に、行動指針はありますか?
アルバイトが“デキル”アルバイトに育つために、店舗での行動指針を策定することは重要なポイントとなります。
といいますのも、そもそも“デキル”アルバイトとは何をもって“デキル”アルバイトと定義するのでしょうか?
明確な定義がない中では、アルバイトも何を目指せばよいのかわからず、いくら“デキル”アルバイトになって欲しいと思っても、そうはなりません。
そのためにも店舗での行動指針を設定し、アルバイトの「目指す姿」を示してあげることが、アルバイトがやりがいを持ち、“デキル”アルバイトになるための第一歩として重要なポイントとなります。
また、この行動指針は、店長や社員のみで決めるのではなく、ぜひ既存のアルバイトの皆さんに考えてもらう機会を設けてみて下さい。
アルバイトは、実は皆さんが思うよりも考えて行動しています。その考えを形にしたものが行動指針です。
そして何よりアルバイト自身が考えることにより、完成した段階で行動指針の意味を理解しているので、新しく入ってきたアルバイトへの共有もスムーズにできるのです。
アルバイトは、実は皆さんが思うよりも考えて行動しています。その考えを形にしたものが行動指針です。
そして何よりアルバイト自身が考えることにより、完成した段階で行動指針の意味を理解しているので、新しく入ってきたアルバイトへの共有もスムーズにできるのです。
行動指針と聞くと難しく考えてしまいがちですが、例えば「お客様の前では常に笑顔」「落ちているゴミは拾う」「ひと声添えた商品提供をする」といったことで大丈夫です。
当たり前のことだと思うかもしれませんが、その当たり前が完璧にできているアルバイトは店舗にどれくらいいますか?
まずはその当たり前を決めて、徹底することから始めてみて下さい。
当たり前のことだと思うかもしれませんが、その当たり前が完璧にできているアルバイトは店舗にどれくらいいますか?
まずはその当たり前を決めて、徹底することから始めてみて下さい。
②新人アルバイトとの面談
新人アルバイトが入社して一週間の間に個別に面談を設けてみて下さい。勤務終わりなどの10分程度で構いません。
ここで欠かせない項目は以下の2つです。
①新人アルバイトの働く目的について知る。
②基本的なハウスルールや、先述した店舗の行動指針を伝える。
上記をおこない、アルバイトが働く目的を果たすためには、店舗として何をして欲しいのかをアルバイトに理解させてください。
新人アルバイトが入社して一週間の間に個別に面談を設けてみて下さい。勤務終わりなどの10分程度で構いません。
ここで欠かせない項目は以下の2つです。
①新人アルバイトの働く目的について知る。
②基本的なハウスルールや、先述した店舗の行動指針を伝える。
上記をおこない、アルバイトが働く目的を果たすためには、店舗として何をして欲しいのかをアルバイトに理解させてください。
アルバイトの働く目的が、個人の目的のためだけではもったいないです。お互いの目的・目標を共有し、チームとして動くことで、アルバイトは貢献意欲からやりがいを持ち、仕事に対する姿勢が変わってきます。
ぜひ以上をご参考に、アルバイトがやりがいを持ち、定着してもらうためのファーストステップとして実践してみて下さい。
次回、「新人アルバイトを“デキル”アルバイトに育成する方法②」では、新人アルバイトが“デキル”アルバイトになるための具体的なスキル習得の仕組みをお伝えいたします。
株式会社船井総合研究所
国内最大級の経営コンサルティング会社の「フードビジネス専門サイト」
https://food-business.funaisoken.co.jp/
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(公開日 2020年4月20日)