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飲食ポータルサイトの効果的な活用法

飲食ポータルサイト(※1)を皆様は有効的に活用されていますでしょうか。
今回は、飲食ポータルサイトを効果的に活用するために、3つのポイントを解説いたしますので、読み終わったらすぐにでも皆様のページに生かしていただければと思います。
お客様に注目されるページに!!
① ターゲットを明確にして自店の強みを生かした編集をする
自店のターゲット(客層)を明確にして、自店の強みを活かすことは、マーケティングの基本中の基本です。しかし、飲食店ポータルサイトの編集において、その部分を意識せずに編集してしまっている方が多いようです。
これはWEBに対する苦手意識により、優先順位を下げて編集してしまうことや、いつでも編集できるという気軽さからとりあえず文言や写真を掲載してしまうことがよくある理由です。改めて、「その人はどのようなメニューや写真、文言が掲載されていれば自店に来たいと思うか?」などをきちんと整理し、それをページに反映させることが大切です。
② 魅力的なページとは「商品×写真×文章×媒体知識」の組み合わせ
飲食店ポータルサイトの自店のページを見た人に、その店に行きたいと思ってもらうためには、上記の公式を押さえることが大切です。これは、飲食店ポータルサイトのページは、魅力的な商品で本能を刺激する写真を掲載し、食べたい、行きたいと思わせる文章を使い、媒体の特徴を押さえて編集すると、そのページを見た人の来店率(実際にお店に来店する確率や電話・ネット予約をする確率)が高まるということです。現在お店で最も売れている商品の写真や説明文をポータルサイトの最も目立つ場所に掲載する必要があります。本能を刺激する写真とは、「インスタ映え」という言葉が流行したように、人は見た目が良いものや見た目が美味しそうなものに敏感に反応します。そのため、主力商品などをより魅力的に感じてもらうために、本能を刺激する写真をポータルサイトの目立つ場所に掲載することで、来店率を上げる手法です。加えて掲載写真は、お金を出してでもプロのカメラマンに撮影してもらうことをオススメします。
次に、食べたい、行きたいと思わせる文章とは、料理の説明やコースの内容などを丁寧に記載することで来店率を高める手法です。具体的には、コースメニューの記載一つとっても、「飲み放題内容をすべて記載しているか」「コースの価格が一目でわかるか」などに気を配ってコース名を記載するだけで来店率が飛躍的に上がります。今一度文章を見直してみて下さい。
最後に、「媒体知識」についてです。これは、いくらよい商品や写真などを用意しても、飲食ポータルサイトの特徴や特性、機能を理解していないとその魅力を100%伝えきれない、ということです。ジャンル設定は何がベストなのか、こだわりの文章はどこに記載すればよいのか、最も目立つ写真はどこに設定すればよいのか、などをきちんと把握しているかいないかで、効果が大きく変わってきます。
③ 常に新しい情報を入手する
インターネットの世界は日進月歩です。飲食ポータルサイトも新しい機能やサービスがどんどん追加されるだけでなく、新しいポータルサイトが次々に誕生します。自店にあっているサイトはどれなのか、どのサイトが、人気が衰えていて、次に注目されているのか?などの情報をタイムリーに追っていかないとあっという間に取り残されてしまいます。常に自店のサイトのアクセスなどを把握するほか、新しい情報をキャッチする必要があります。
以上、「飲食ポータルサイトの効果的な活用法」について3つのポイントをご紹介いたしました。まずは、できることから始めていただければと思います。
(※1) 飲食店の検索や予約システム、口コミ情報が掲載されている、いわゆるグルメサイトのこと。
株式会社 船井総合研究所
国内最大級の経営コンサルティング会社の「フードビジネス専門サイト」
http://funai-food-business.com/

(公開日 2018年4月23日)

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