空気による汚れ編
この汚れどこから?
客室の汚れの原因を
考える。
お困りではありませんか?いつもキレイにしているつもりでも、溜まっていくホコリ。いつの間にか付着している壁の汚れ。実は、その汚れの一因は空気。お客様に快適な空間で過ごしていただくために、空気という視点から汚れについて考えていきましょう。
お客様は、宿泊施設に
清潔な空間を求めています!
右の調査の結果からもわかる通り、お客様が宿泊施設の客室に求めるポイントとして、「清潔さ」が重視されています。「広さ」や「設備」などを抑えての1位。清潔な空間をお客様に提供することは、宿泊施設にとって欠かせないことのようです。
いつの間に!?
壁紙の汚れ・床の汚れ、空気が原因?
空気の中にはさまざまな汚れの原因となる物質があります。お部屋を汚す原因を知り、汚れが発生してから対処するのではなく、事前の対応を心がけるようにしましょう。
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タバコのヤニ
お客様が吸ったタバコのヤニは、壁や天井の黄ばみの原因に。さらに、残留した有害物質を吸い込んでしまう「三次喫煙」の恐れもあります。
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ホコリ汚れ
ホコリは床だけでなく、壁にも付着します。放っておくと、がんこな汚れになる可能性もあるので、注意が必要です。
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カビによる汚れ
カビは、壁やクローゼット、家具の裏側などに生えます。室温約20~30℃、湿度80%以上という環境で発生しやすいです。
汚れのない空間に
近づけるための対策をしましょう!
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空気清浄機を設置する
「ヤニ汚れ」や「カビ汚れ」を抑えるために、空気清浄機を置くことも対策のひとつ。空気中に漂う細かなホコリも除去してくれます。
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壁もしっかり掃除
壁のホコリを放っておくと、やがては汚れに…。壁も定期的な清掃を行い、汚れを付着させないように気をつけましょう。
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換気をしっかり行う
カビの発生を抑えるために、換気で湿度調整。換気は2ヵ所の窓あるいは窓とドアを開けて、空気の通る「道」をつくりましょう。
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ホコリが溜まる箇所を把握
ホコリが溜まりやすい箇所を把握して集中的に掃除。お部屋の隅など、見逃しやすい場所のホコリも逃さず取り除くことができます。