施設を利用する
すべての人のために。
キレイな空気で“安心”を。
医療・介護施設には免疫力が低下している患者様や高齢者の方が多いので、施設内の空気を衛生的に保つことは大切なポイント。空気環境を整え、利用される方やスタッフに“安心”の空間を。
カビや雑菌、ニオイ…。
施設内の空気の気になるコト。
医療・介護施設の空気問題その①
カビ・細菌・ウイルス編言うまでもないことですが、医療・介護施設では特に注意が必要です。ひとたび施設内で感染症が流行したら、施設の信頼を揺るがす事態になりかねません。対策をたて、利用者様が安心できる環境づくりをしましょう。
細菌やウイルスは、
医療・介護施設の関心の的!
右記の医療・介護施設を対象とした空気環境のお困りごとの調査を見てみると、空気に関するお悩み第1位は室内に漂う細菌やウイルス。やはり、多くの方が不安を感じておられるのではないでしょうか?
注意が必要な物質
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細菌・ウイルス
免疫力が低下している方が多くいる可能性がある医療・介護施設では、人から人へ感染する細菌やウイルスに注意が必要です。
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カビ
カビは、「感染症」「アレルギー」「中毒」といった健康被害を引き起こす場合があります。湿気が多いところやエアコン内部に発生しやすいです。
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花粉
1年を通して存在しますが、特に多いのが春先のスギ花粉。くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を引き起こします。
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化学物質
建材や内装材が原因で、頭痛や吐き気その他身体の不調を訴える「シックハウス症候群」になることも。
医療・介護施設の空気問題その②
ニオイ編ニオイが気になる空間で、長時間過ごすのはつらいもの。入居している方やスタッフが快適に過ごせるように施設内のニオイは考えておかなければならないこと。また、ニオイは新たに施設の利用を考えておられる方の判断材料にもなります。しっかりと対策し、イヤなニオイがしない安心できる環境づくりをしましょう。
施設内にイヤなニオイが
漂っていると…
施設内にはこんな
気になるニオイが!
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カビ臭
カビは湿度の高い場所で発生しやすくなります。ベッドの裏、衣類の収納、エアコン内部など要注意です。
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生活臭
多くの人が暮らす施設では、日々の生活で発生するニオイも悩ましい問題。
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調理室から漏れるニオイ
調理の際に発生するニオイや生ゴミ、排水のニオイなど、調理室には気になるニオイがたくさん。
“安心”“快適”な空間に近づけるための
対策をしましょう!
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空気清浄機を設置する
空気清浄機を置くことも対策のひとつ。空気環境を整えるだけでなく、設置していることにより、空気に気を遣っている施設ということもアピールできます。
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- たとえば、こんな場所に。
- ●待合室 ●診察室
●廊下 ●共同スペース ●食堂 など
空気清浄機の効果を維持するためには、
お手入れが大切。当社が行った「事業所を対象にした空気環境に関する調査」によると、「フィルターの交換をしたことがない」という方が約半数。
フィルターは交換やお手入れをしないと機能が大幅に低下してしまいます。“キレイな空気”をキープするために、フィルターのお手入れは定期的に行うようにしましょう。 -
換気をしっかり行う
冬など空調機器を使用しているときは、頻度が少なくなりますが、しっかりと換気することが大切。どのタイミングで何分間など、計画を立てて換気を行いましょう。換気は2ヵ所の窓あるいは窓とドアを開けて、空気の通る「道」をつくることがポイントです。
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エアコンの掃除
エアコン内のカビやホコリを除去するために、定期的に専門業者にクリーニングをお願いしましょう。
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消臭スプレーを使用する
布製のソファなど洗濯できないものは、消臭スプレーを使用すれば、イヤなニオイを抑えることができます。
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芳香器を設置する
さまざまな香りの芳香器があるので、施設のイメージに合ったものを選ぶようにしましょう。良い香りは利用者様の施設に対する印象をアップさせるかもしれません。
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ニオイの元を断つ
汚物入れや調理室のグリストラップなど、ニオイが発生している箇所を把握し、清掃を徹底するようにしましょう。
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カーテンを洗濯する
カーテンもニオイが染みつきやすいアイテムです。定期的に洗濯することが大切です。
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フロアの掃除
細菌は人が動くたびに舞い上がったりフロアに付着したり。フロアを掃除することで浮遊する細菌を減らすことができます。