フロアの“毎日お掃除”は効率的に

日々の業務に追われ、お掃除まで手が回らない! なんてことはありませんか?
毎日のお掃除は効率的に行いたいものですよね。そこで、忙しい皆さまのために
「少ない負担」「短時間」でフロアをキレイにするヒントをお届けします。ちょっとした工夫で、
きっと毎日のお掃除が変わることでしょう。

お掃除方法の前に…

効率的なお掃除のための考え方

  • 01

    お掃除は汚れやすい箇所を中心に!

    お掃除は汚れやすい箇所を中心に!

    ひと口にフロアといっても、箇所によって汚れの度合いは異なります。外からの汚れが持ち込まれるエントランス付近や、人通りが激しい歩行ラインなどは汚れやすいもの。たとえば、お客様がよく通るラインは毎日しっかり、あまり通らないエリアは週に2、3回などと決めてお掃除すると効率的です。業種や立地によっては、「油汚れがひどい」「入口に砂ぼこりが溜まりやすい」ということもあるので、状況に合わせてお掃除の頻度を決めましょう。

  • 02

    汚れ落としは早め早めが肝心!

    汚れ落としは早め早めが肝心!

    シミなどの頑固な汚れをキレイにするのは大変な作業。特にカーペットフロアなどの場合は、「飲み物をこぼしてしまった」「油がついてしまった」という場合はすぐに対処することが大切です。ホコリも侮ってはいけません。たとえば綿ぼこりに水分や油分がつくとやっかいな汚れに、そして時間が経つと床に染み込んで頑固なシミになることも…。

  • 03

    “汚れのはじまり”を知って対策を立てる!

    “汚れのはじまり”を知って対策を立てる!

    飲食店では特に気になる油汚れ。厨房の床の油分がスタッフの靴裏について汚れが広がったり、油煙がホールにまで届き、フロアを汚すことも。原因がはっきりすれば、効果的な対策を立てることができます。厨房の入り口にマットを敷けば靴裏の油分を拭き取れますし、グリスフィルターを掃除すれば油煙の広がりを抑えられます。

  • 04

    お掃除道具もいつもキレイに!

    お掃除道具もいつもキレイに!

    掃除機がゴミやホコリを吸い込まないのは紙パックがいっぱいだから。フロアに汚れが広がるのはモップが汚いから。せっかくお掃除をしても無駄な努力に終わるだけでなく、かえって汚してしまうことに…。しっかりと道具をお手入れしてキレイな状態にしておくことも、お掃除の重要なポイントです。

こまめなお手入れが、“キレイ”の秘訣!

床材ごとの“毎日お掃除”の方法

ハードフロア

フローリングやプラスチック系床材、石材、セラミックタイルなどの表面の平らな床材。飲食店や物販店、医療・介護施設など、多くの事業所で使われているフロアです。素材の種類はさまざまなので特徴もそれぞれ異なりますが、基本的には水を使ったお掃除が可能。中には無垢材など水に弱い素材もあるので、注意が必要です。

  • フローリング

    フローリング

  • プラスチック系床材

    プラスチック系床材

  • 石 材

    石 材

  • セラミックタイル

    セラミックタイル

ハードフロアの“毎日お掃除”

業種や立地によって汚れは違います。汚れ具合や汚れの種類に合わせてお掃除しましょう。

基本は
掃除機がけ・乾式モップがけ

掃除機や乾式モップで、落ちているゴミやホコリを取り除きます。

油汚れや水分が付いている場合は
水拭き・洗剤を使った拭き掃除

水拭き用モップと洗剤で、油汚れや水分を取り除きます。

注意!
洗剤の種類によっては、床材が変色したり傷んでしまうこともあります。洗剤を使用する場合は、パッケージに記載の使用上の注意をよく読み、目立たない場所でテストしてからお使いください。
効率的なお掃除のためのポイント!
お掃除の順番は「壁際から内側」が鉄則!
ホコリは人の移動などで起きる空気の流れに乗って移動します。ホコリが溜まりやすい壁際をしっかりお掃除して、ホコリの舞い上がりのモトを防ぐことが効率的なお掃除のコツです!
お掃除の順番は「壁際から内側」が鉄則!
“入口にマット”で、汚れの持ち込み防止!

お掃除をラクにするためには、汚れがつきにくい環境づくりもポイントのひとつ。フロアが汚れる一因は、靴裏についた泥や水などが店内に持ち込まれること。入口にマットを敷けば、それらを防ぐことができます。汚れを極力侵入させないために、マットは入口の広さに合わせたものを選ぶようにしましょう。

ダスキンマットの働きについて
“入口にマット”で、汚れの持ち込み防止!

ダスキンでは便利な
お掃除道具をご用意しています

カーペット

オフィスなどでよく使用されているカーペットは、踏み心地の良さやフロアを彩るデザイン性に加え、パイル内部に汚れを溜め込み目立たなくするという特性も持っています。目立ちにくい分、なかなか気づきにくいですが奥に汚れが溜まっていることが…。表面のキレイだけでなく、カーペットに潜んだ汚れを取り除くことも大切です。

カーペット

カーペットの“毎日お掃除”

業種や立地によって汚れは違います。汚れ具合や汚れの種類に合わせてお掃除しましょう。

基本は
掃除機がけ

1m2当たり20秒を目安にゆっくりと掃除機がけを行い、落ちているゴミやカーペットの中に溜め込まれたホコリを吸い取ります。

液体がこぼれた!そんな場合は
早めの拭き掃除

こぼれた液体は早めに対処することが大切。まずは乾いた布で叩くようにして液体を吸い取ります。それでも汚れが取れない場合は、布に洗剤をつけて叩きながら落とします。

注意!
洗剤の種類によっては、床材が変色したり傷んでしまうこともあります。洗剤を使用する場合は、パッケージに記載の使用上の注意をよく読み、目立たない場所でテストしてからお使いください。
効率的なお掃除のためのポイント!
汚れによって掃除道具を使い分けましょう!
表面のゴミやホコリを取り除く粘着ローラー、カーペットの奥に溜まったホコリを吸い込む掃除機というように、掃除道具にはそれぞれ役割があります。汚れの量にもよりますが、たとえば粘着ローラーを毎日、掃除機がけを週1回など、状況に合わせてルール化するのも良いでしょう。そうすることで、重い掃除機を出す手間もなく、時短にも効果的です。
汚れによって掃除道具を使い分けましょう!

ダスキンでは便利なお掃除道具を
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ローラーフロア

立ったまま使える粘着ローラー

ローラーフロア
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畳床、畳表、縁からできた、古くから利用されている日本の伝統的な床材。畳表の素材には、天然のイ草や、ポリプロピレンなどの化学繊維があったりとさまざま。それぞれお掃除が異なるので、使用している畳の素材に合わせた方法でキレイにしましょう。

 畳

畳の“毎日お掃除”

業種によって汚れは違います。汚れ具合や汚れの種類に合わせてお掃除しましょう。

イ草が使われている畳表のお掃除方法
基本は
掃除機がけ・掃き掃除

畳の目に沿って、やさしくゆっくりと掃除機がけ。または、ほうきを使ってホコリやゴミを取り除きます。掃除機をかける際は縁を傷つけないよう、縁の前で掃除機を止めるようにしましょう。また、畳には皮脂汚れが付着するので定期的に乾いた布で畳の目に沿って乾拭きします。

汚れがある場合は
水拭き・洗剤を使った拭き掃除

固く絞ったぞうきんで畳の目に沿って水拭きします。汚れが取れない場合は、薄めた洗剤に浸し固く絞ったぞうきんで拭いた後、水に浸し固く絞ったぞうきんで拭き取ります。

化学繊維が使われている畳表のお掃除方法
基本は
掃除機がけ・掃き掃除

畳の目に沿って、やさしくゆっくりと掃除機がけ。または、ほうきを使ってホコリやゴミを取り除きます。掃除機をかける際は縁を傷つけないよう、縁の前で掃除機を止めるようにしましょう。

汚れがある場合は
水拭き

固く絞ったぞうきんで畳の目に沿って水拭きした後は、自然乾燥させます。汚れが目立たない場合でも、水拭きは週1度を目安に定期的に行うようにしましょう。

注意!
洗剤の種類によっては、床材が変色したり傷んでしまうこともあります。洗剤を使用する場合は、パッケージに記載の使用上の注意をよく読み、目立たない場所でテストしてからお使いください。
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