「心地良いサービス」だけでなく、「快適な空間」をお届けすることもビジネスの鉄則。ですが、毎日同じ環境にいると、イヤなニオイは気づきにくいものです。今一度、周囲の空間のニオイについて考えてみませんか?
「悪臭」と言っても、種類はさまざま。また、人によってもニオイの感じ方は異なるので、ひとくくりにはできません。代表的な「悪臭」をご紹介します。
7大悪臭
悪臭の影響は思わぬ形で?
例えばトイレなどのニオイは、入った瞬間は嫌な気分になるものですが、次第にニオイを感じ取らなくなるもの。いわゆる「鼻が慣れる」という状態ですが、鼻は慣れても、ニオイを感じ続ける脳にはストレスとなるのだそうです。ある大学での研究では、人のリラックスを表す脳波のアルファ波がカビのニオイを感じることで阻害されることが明らかになったそうです。夜ふとんに入っても良く眠れない、あるいは仕事中もとくに理由はないのに仕事が捗らない場合、もしかするとニオイのせいでリラックスできない(ストレスを感じ続けている)環境なのかもしれません。
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化学的方法
消臭剤などを振りかけることで、化学的反応で悪臭の元となる物質を中和し、悪臭を除去する方法です。
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物理的方法
悪臭の元となる物質を活性炭などに吸着させて、ニオイを発散させないようにする方法です。
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生物的方法
生ゴミ臭などの原因となるバクテリアの繁殖を抗菌剤などで抑える方法や、バクテリアを分解する微生物培養して消臭する方法などがあります。
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感覚的方法
悪臭をより強い芳香で包み込んでニオイを抑え込む「マスキング法」と、悪臭の原因物質を良い香りの構成成分に取り込む「ペアリング消臭」があります。